philosophy 基本理念

基本理念Philosophy

「長春不老」は人類が文明を持って以来共通の願望でありました。
それは現代でも引き継がれて心や体が健やかであり、かつ社会的に調和のとれた状態を維持することにあります。
障害を持たれた高齢者の方々が日常生活を営むには、様々な問題を乗り越えなければなりません。
当施設は、その問題を共に取り組み、住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう支援致します。私どもはその専門性を深めるために常に知識・技術の向上に研鑚し、慈愛の実践をもって社会に貢献して参りたいと思います。


理事長 菊地 博

常務理事 菊地 美恵子
事務長 岡田 茂

住み慣れた地域で生活をすることは素晴らしい事だと思います。
もう20年前になりますでしょうか。私が担当した高齢の女性は認知症と診断がありました。ある時その方は私に切実にお話してくれました。
「戦争でこの辺も多くの人が亡くなりました。でもね、餓死で死んだ人はいないのよ」
「食べ物は少しばかり譲りあって生きてきたのよ!」
小生は今でもこの方の言葉は忘れることはありません。元来地域の住民が助け合って生活をすることは日本の文化でもあった訳です。
地域包括支援システムは元の日本の文化に戻れば良い事になるのではないでしょうか。
当施設にてリハビリを続ける大先輩の生きる姿は人生の師匠であり、人間が辿る道でございます。
小生未だに大先輩の域に近づくことができませんが。いつか大先輩のようになりたいです。


施設長 安藤 正彦

当施設は『慈愛の行動化』を理念として2002年に介護老人保健施設を開設致しました。
高齢社会の中ご家族もご本人も様々な介護問題に遭遇しています。
時代と共に施設や居宅サービスも変化して参りました。住み慣れた地域で過ごすには、その様々な問題を改善しなくてはなりません。
介護老人保健施設は在宅医療や在宅介護事業所等と密接に連携して在宅復帰を目指す事業活動を展開しております。
ご利用者様には出来るだけ家庭的な雰囲気とリハビリテーションサービスの充実を図り多種職による介護サービスの質の向上のための、訓練・研修を定期的に行っております。
また、当施設は地域のボランティアさんに支えられ多くの地域住民や社会福祉協議会の協力を頂いております。
ご家族・ご本人・地域住民・行政そして老人保健施設がお互い助け合い地域共生社会の実現を目指して参ります。

運営規範Operating Rules

  • 1おもいやりを持って人と接すること
  • 2平等の精神を持って人と接すること
  • 3こだわりを捨て、常に異質のものを取り入れること
  • 4特別な事よりも、当たり前の事を継続すること
  • 5自ら挨拶が出来る社会人であること
  • 6言葉遣いで人を傷つけないこと
  • 7人を褒めること
  • 8約束は守ること
  • 9利用者様及び職員の人権を擁護すること
  • 10不正行為・虐待・身体拘束はしないこと